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イプシロンロケット 延期の理由が判明!発射中止は防げた!? [テクノロジー]

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いま、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の新型ロケット「イプシロン」が注目されていますね。

8月27日、鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所で予定されていたイプシロンの打ち上げが延期になりました。

このニュースを伝えた日本経済新聞によると、ロケットは自動カウント中に異常を検知して、
発射のおよそ19秒前に自動停止したそうです。

ここでは関係者の発言を交えながら、
イプシロンロケット発射の自動停止の理由についてまとめます。





前回の記事にも書かせていただきましたが、
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発した新型ロケット「イプシロン」の特徴をまとめておきます。


ロケットの点検と管制業務を自立コンピュータが行っていること
●コストがとても低く抑えられること


ではなぜ、この高性能なロケットは発射直前に停止してしまったのでしょうか?

その理由はイプシロンの特徴である、
「管制業務を自立コンピュータが行っている」ところにありました。

8月30日の閣議後の会見で、下村文部科学大臣はイプシロンの発射停止原因について報告しています。

どうやら、ロケットに搭載された自立コンピュータと、 地上側に設置されていたコンピュータとのデータ通信に誤差が生じていたことが原因だそうです。

その誤差、0.07秒

一瞬の誤差ですが、デリケートなプロジェクトなだけに妥協はできないのかも知れませんね。

ただこの誤差は、JAXAが事前に行った2回の打ち上げリハーサルで見落とされていたそうです。

このことについて森田泰弘イプシロンプロジェクトマネージャは、
「順調にリハーサルできていれば対処できていた可能性があり、悔いが残る」と語りました。

JAXAは他の部門の専門家を交えた調査チームを作り、
イプシロンについて他に問題がないか調査するそうです。

そして9月の早い時期に、再びイプシロンの打ち上げに臨みたいとしています。


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