フィリピン 台風30号の被害は??観測史上最強の発生原因は何?【画像・動画あり】 [海外]
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町が壊滅し、瓦礫の中を人々が彷徨う様子は、東日本大震災の津波被害を彷彿させると話す人もいます。
いったいなぜ台風30号はここまで強力な台風に成長したのでしょうか・・・?
今回は現地のフィリピンで『ヨランダ』『ハイヤン』と呼ばれる台風30号の被害と、
発生原因について探ってみました。
はじめにお知らせ
『フィリピン 台風30号の影響は?食糧不足?移住が活発化している主な原因って何?』
(http://japanese-trend.blog.so-net.ne.jp/2013-11-17)
【台風30号の被害は?】
2013年11月8日にフィリピンを襲った台風30号の被害についての情報は続々と更新されています。
(引用:台風進路予想図(http://agora.ex.nii.ac.jp/digital-typhoon/forecast/google-maps/))
11月4日に太平洋沖で発生した台風30号は、徐々に勢力を増しながらフィリピンを横断していきました。
上に示す図は、黄色が強風域、赤が暴風域を示しています。
この台風での死者は地元メディアの報告で推計1万人とされています。
(11月17日の発表では、死者の数が3681人でした)
家屋の倒壊や感電事故、水難事故などが発生しました。
また台風30号の最大風速は87.5メートル、瞬間最大風速は105メートルであり、
この凄まじい強さの風は鉄筋コンクリートの建造物にも非常に大きな損傷を与えています。
被害が大きかった原因は暴風以外にもありました。
津波のように押し寄せた高潮です。
これによって民家や空港など多くの建造物が流されました。
【台風の発生原因は?】
台風の過去数十年間における全体的な発生件数は増えていないそうです。
しかし、より強力な台風の発生は年々増加傾向にあります。
イスラエル・テルアビブ大学のコリン・プライス氏(地球物理・環境・惑星科学部の学部長)によると、
これは海水温度上昇の影響が大きいそうです。
近年上昇している海水温度と上空の湿った大気が、強力な台風を引き起こすエネルギー源となりました。
台風の発生原因から考えてみると、温暖化が進む限り今後も台風の被害は年々増えていくと思われます。
中でも赤道付近の温暖な地域はリスクも高いでしょう。
今回のフィリピンの被災は真に残念ですが、これからの対策に役立てる必要がありますね。
近年日本では、東日本大震災を契機に『地震』について非常に神経質になっていますね。
しかし私は地震と同じくらい『台風』についても神経をつかうべきだと感じています
今回はフィリピンを襲った台風30号についてまとめました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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