やなせたかし 注目の名言や哲学には何があるの？【アンパンマン】

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アンパンマンの生みの親である『やなせたかし』さんが亡くなったニュースは、
年代を問わず多くの人たちにショックを与えたと思います。

そしていま、やなせたかしさんが遺した名言や哲学について注目が集まっているようです。

今回はそんな彼の名言・哲学について、特に気になったものをピックアップしてみました！



はじめにお知らせです。

『やなせたかし　死去後の遺作詩集は遺言なの？』
（http://japanese-trend.blog.so-net.ne.jp/2013-10-16#more）

『やなせたかし　アンパンマンの海外の反応は？』
（http://japanese-trend.blog.so-net.ne.jp/2013-10-17）

『やなせたかし　1日の過ごし方はどうしていたの？』
（http://japanese-trend.blog.so-net.ne.jp/2013-10-18）




【注目の名言・哲学は？】

『アンパンマンのマーチ』より
何のために生まれ、何をして生きる
わからないまま終わる、そんなのは嫌だ
何が君の幸せ？何をして喜ぶ？
わからないまま終わる、そんなのは嫌だ

この歌詞についてやなせさんは、
「実は僕はずいぶん長い間、自分が何のために生まれたのかがよくわからなくて、
　闇夜の迷路をさまよっていました」とコメントしたことがあります。

この歌の歌詞は子ども向け番組の中でも特にメッセージ性が高いですよね。

やなせさんは歌詞について「子供だましの甘さを嫌った」のだそうです。

今でも私はこの歌で、自分を見つめ返すことが多いです（>_<）






雑誌インタビューより
正義って相手を倒すことじゃないんですよ
アンパンマンもバイキンマンを殺したりしないでしょ
だってバイキンマンにはバイキンマンなりの正義を持っているかも知れないから

確かにそうなんですよね。

大抵のお話では正義と悪が分かりやすく設定されていて、
悪を「やっつける」というのは「殺す」ことを遠回しに指す場合があります。

そして現実世界の戦争でも敵のリーダーは処刑されてしまうことがありますが、
彼らはその人物なりの正義があるんですよね。

これも正義と悪では片づけられない、なかなか難しい話です。。

「殺す」ことを解決手段にしない、やなせさんの哲学を感じる言葉です。



名言ナビより
文章が上手い人じゃなくて、人生が小説のようになってる人が小説家
みんな人生で書いてるんです
何かがあって、その軌跡の上を滑っていくわけ
漫画家もそう

これは特に個人的に響いた言葉でした。

こうやって記事を書いていると、どうしても「文章は上手に書かなくちゃいけない」という思いに駆られます。

それはもちろん大切な心構えだと思いますが、
「上手さ」だけが重要じゃないんだと気づかせてくれる言葉でした。



雑誌インタビューより
正義とは実は簡単なことなのです
困っている人を助けること
ひもじい思いをしている人に、パンの一切れを差し出す行為を「正義」と呼ぶのです

『正義＝困っている人を助けること』
正義とは何なのか、とても分かりやすく表されていますよね！

いったい何が正しいことなのか分からなくなってしまったときは、
この基準をぜひ思い出したいです。

またやなせさんは戦争を経験し、
「何よりも一番つらかったのは空腹でお腹を空かせることだった」
とコメントしています。

アンパンマンが自分の顔を分けてあげるのは、
やなせさんにとって最大の正義の形だったのではないでしょうか？



やなせさんの名言、格言はまだまだありますが、ひとまず今回はこの辺で。

ここまで読んでいただき、今日もありがとうございます！




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