ボイジャー1号とは? 現在地や燃料はどうなっているの? [テクノロジー]
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これに伴って、36年前にアメリカのNASAが打ち上げた無人宇宙探査機
「ボイジャー1号」がいま注目されています。
では、ボイジャー1号とはどんな宇宙探査機なのでしょうか?
そして現在は宇宙のどこにいるのでしょう??
今回はそのボイジャー1号について探ってみました!
【ボイジャー1号ってなに?】
ボイジャー1号とはいったい何なのでしょう?
私もイプシロンの話題を調べているうちに、つい最近ボイジャー1号のことを知りました。
ボイジャー1号とは、1977年にアメリカ航空宇宙局(NASA)が打ち上げた無人宇宙探査機のことです。
今(2013年)から36年前に打ち上げられたということですから、イプシロン(『ひさき』)の大先輩ですね!
打ち上げの目的は火星、金星および水星探査だそうです。
当時はマリナー計画と呼ばれていたそうですよ。
また当時の新技術である重力アシストの検証も兼ねていたものと思われます。
【現在地はどこ?】
ボイジャー1号は現在、太陽系の外にいるそうです。
(日本時間2013年9月12日 『米科学誌サイエンス』にてNASAが発表)
地球から約190億km離れた場所にいるそうですが、
最新の情報はNASAのこちらのサイトで知ることができます。
↓
(http://voyager.jpl.nasa.gov/where/)
約190億kmの距離というとあまり想像がしにくいですが、
これは光の速さで見てみると片道17時間はかかる距離らしいです。
(いまいちピンと来ないかもしれませんが・・・)
そしてなんと、人工物として太陽系の外に出たのはボイジャー1号が初めてだそうですよ!!
すごいですねー!
この太陽系の外のことは、「星間空間」と言うらしいです。
【燃料は大丈夫?】
ボイジャー1号の燃料は、残念ながらすでに切れてしまっているそうです・・・。
しかし、コンピュータや通信機能には原子力電池からの電力は現在も供給されており、
その電池の寿命が尽きる2020~25年頃までは星間空間の状態を観測し、
データを地球に送信できると期待されています。
出典:VideoFromSpace
現在は時速6万kmの速さで、一直線の慣性飛行をしてます。
これからもボイジャー1号は、何かに衝突して壊れてしまうまで半永久的に飛行していくそうです。
電池が切れても暗闇の宇宙空間をただ一機で進み続けるところを想像すると、
ちょっと可哀そうとも感じてしまいました。
ボイジャー1号は地球外の知的生命体に遭遇した場合に備えて、
世界55カ国のあいさつや音楽、太陽系の位置などを記録した銅製のレコードを搭載しています。
もし原子力電池が切れて機能を完全に失ってしまっても、
ボイジャー1号が載せているメッセージがいつかどこかに届くと嬉しいです(^u^)
その瞬間まで、これからもボイジャー1号に期待したいと思います!
イプシロンについて書いた記事はこちらです。
↓
「イプシロンロケット 延期の理由は何?海外の反応は?」
(http://japanese-trend.blog.so-net.ne.jp/2013-08-27)
「イプシロンロケット 打ち上げ成功!延期の理由と海外の反応は?」
(http://japanese-trend.blog.so-net.ne.jp/2013-09-14)
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