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シリア 民間人へ化学兵器使用!? 国連調査団へは発砲か? [海外]

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現在内戦がおこっているシリアの首都ダマスカスの近郊で、1300名の命が奪われました。

この問題でアメリカ政府は8月24日、「シリア政権が化学兵器を民間人に対して使用したことに、現時点ではほとんど疑問の余地はない」と発表しています。

また26日には、ダマスカス近郊へ向かった国連調査団に対して発砲事件もあったそうです。

今回の事件に関し、各国はシリアに対してどのような対応をしていくのでしょうか?



一年前、

シリア政府による化学兵器の使用は越えてはならない一線であり、越えた場合は軍事介入もあり得る

と、アメリカのオバマ大統領は述べました。

そして今月25日、アメリカのチャック・ヘーゲル国防長官は、

「まだ情報を分析中であるが、どのような選択肢でも実施する準備ができている」

と述べています。

そして現在、アメリカは艦艇をシリア沖に展開させつつあります。




こうした中、他国の対応はどうなっているのでしょう?


フランスのフランソワ大統領は、
「アメリカのオバマ大統領と共同で、今後のシリアの動きに対処していく」としています。


イギリスのウィリアム外相は、
「シリア政府が化学兵器を使用した証拠は既に失われている恐れがある」と、
アメリカやフランスに比べて慎重の様子です。


一方、ロシアのラブロフ外相は、
「新たな軍事介入は中東と北アフリカ全域に非常に危険な結果をもたらす」と伝えています。

またイラン軍統合参謀本部のマスード副議長は、
「アメリカの軍事介入は、アメリカ政府にとって厳しい結果を招くだろう」と伝えました。

アメリカのシリアに対する動きに関して、ロシアとイランは注意を呼び掛けているかたちです。




シリアでの化学兵器使用疑惑に対し、26日にはダマスカス近郊へ国連調査団が向かいました。

そして調査団の車両はシリアの首都ダマスカス近郊で複数の狙撃を受けました。

国連の報道官はこの事件に対して詳細を明らかにしない姿勢をとっていますが、
世界情勢は今後さらに、シリア内戦に対しての緊張を増していくように思われます。




日本から遠く離れた国で悲惨なことが起こっています。

この内戦がやがて世界を巻き込んで、大きな争いに拡大していかないことを願います。



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